先日、小型船舶の免許の更新に行ってきました。
免許を取得したから一度も船に乗った事がないスーパーペーパー船長なんです。
そんな事より!
昨今、ミニボートという乗り物が凄い勢いで流行っていると講習で聞いて「ミニボート?」ってなったので、ミニボートについて調べた事を紹介したいと思います。
ミニボートは賛否両論ですが、是非参考にしてもらえればと思います。
それでは、どうぞ!
ミニボートって何?
まずミニボートというのは、小さいボートの事です。
…いえ、馬鹿にしている訳ではありません。
長さが3メートル未満で2馬力以下の動力で動くボートをミニボートと呼ぶそうです。
ミニボートって、ミニクーパーみたな感じがして、なんかちょっぴり可愛い響きだと思いませんか?
免許要らずのミニボート!
実際、ミニボートの何が凄いのかって言いますと、ミニボートは免許か要らないんです。
平成15年に規制緩和されて小型船舶安全規則の適用外になった事で免許要らず、またボート本体の船舶検査も不要になりました。
ミニボートの素人:「え?免許要らないの???」
ミニボートの玄人:「はい、ミニボートを乗るのに免許は必要ありません。」
ミニボートの素人:「だって、2馬力とはいえエンジン積んでるでしょ?」
ミニボートの玄人:「はい、エンジンが付いていても全長3メートル未満で2馬力以下の動力なら無免許でボートを操船してOKです。」
コントみたいですが、凄い!
これって、凄いでしょ!
エンジンが付いていても無免許でOKなんですよ。
面倒な小型船舶の免許なんか取らずとも、沖に出て釣りだって出来ちゃいます。
/(^o^)\ナンテコッタイ
ミニボート最高じゃん!
免許が要らないってどういう事?
免許が要らないボートと言っても、普段からボートに乗らない人にはその凄さが分かりませんよね。
どういう事かというと、ミニボートは手漕ぎボートやカヤック、カヌーと同じ扱いという事です。
エンジンが付いていてもですよ!
通常の船舶や水上バイクには乗り入れできない場所があるんですが、そんなところでもお構いなしにズンズン入って行くことができます。
例えば琵琶湖には、プレジャーボート(水上バイクなど)が入れない水域があります。
それを航行規制水域(こうこうきせいすいいき)と言います。
琵琶湖周辺にある住宅地の近くがこの水域に当たるのですが、ミニボートには関係ありません!
だって手漕ぎボートやカヌーと同じ扱いなんですから。
またお酒に酔って…、ゴホン、ゴホン…、この辺で止めておきましょう。
エンジンが付いているので楽にどこまでも行ける、どこでも入れる。
免許が無くても無問題!
それがミニボートなんです。
実は価格もミニなミニボート!
しかもですよ、ミニボートはお手軽価格で買えちゃうんです!
大きなボートはお値段もかなりしますが、ミニボートはホラ、ミニですから価格もそれなりにミニなんです。
例えば…
このボートなんか、32,800円になっています。
3人乗りでフローティングベストが2着付き…、アレ、結構お得じゃないですか…
こちらはもう少しお高くて178,800円。
でも、通常のプレジャーボートにしては格安です。
このようなボートに…
こんな船外機を付けても、免許いらずでボートを操船(運転)する事が出来ちゃいます。
ゴムボートにこの船外機なら総額で15万以内で収まります。
釣りだってガンガンに楽しめちゃいますね。
ミニボートの問題点
しかし、ミニボートは良い事ばかりではありません。
ボートが小さいので他の船から見えにくく、事故も多いのが現状です。
また2馬力のエンジンと言っても、波が無い水面でママチャリを乗っているぐらいの速度です。
しかもガソリンが少ししか入らないので予備のガソリンを用意しておかないと行ったきりで帰れなくなる事もあります。
事実、ミニボートの事故は年々増えているそうです。
あまりに手軽な為に事故も多いミニボート。
ミニボートに乗られる際には事故などに注意してください。
ミニボート 最後に
ミニボートは手軽に海や湖、川に出掛けられる素晴らしいアイテムなのですが、その分いろいろな問題も含んでいます。
事故なども多いので、乗られる方は本当に注意してくださいね。
また乗られる場所によってはローカルルールが適用されるところもあります。
自分がミニボートで遊ぼうとしているエリアの情報収集は欠かさず行ってください。
最後に、これだけは絶対に守って欲しい事があります。
それはライフジャケット。
水面に出るなら、必ずライフジャケットを着用してください。
例えばライフジャケットの着用の義務が無かったとしても(あるよ!)、必ず着用する事。
お兄さんとの約束だよ!
ライフジャケットは命を守る大切な命綱。
そんなに高額でもありません。
大体、2千円も出せば買えますからね。
ちなみにライフジャケットはフローティングベストとも言います。
それではルールを守ってミニボートで楽しい時間をお過ごしください。